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2017-12-23

AM9時から車で機材を積んで恵比寿ジズコまで行ってきた。9センチのSM2F-90/BF10Hαフィルターと私のタカハシFC100の組合せは今まで見てきた太陽望遠鏡の像とそう変わりはなかった。具体的にはこれに附属しているBF10という径10㎜のブロッキングフィルターを取り付けてみると私のラント15センチと見え具合は変わらない。
 次にわかったことだが、像の見え方(コントラストと明るさ両方)は、ブロッキングフィルターの違いが大きく左右する。今回、私のラント15センチに附属していた径18㎜のブロッキングフィルターB1800と、PST、FC100、その他エクステンダー2種類、バローレンズ5倍、双眼装置、接眼鏡各種を持参した。ラント15センチに附属していた径18㎜のブロッキングフィルターB1800と、SM2F-90/BF10Hαフィルターに附属しているブロッキングフィルターBF10を、同じ対物レンズFC−100に付けて、詳しく見比べましたがラントのブロッキングフィルターB1800の見え方はコロナドのBF10よりも悪く最低の見え方だった。展示の6センチのラント太陽望遠鏡デモ機に付いていた、ラントのブロッキングフィルター、径6㎜のB600のブロッキングフィルターはFC100につけても非常によく見えた。その他に径12㎜のB1200を試させてもらったところこれも非常によく見えた。
 ブロッキングフィルターの径が大きくなると作るのが難しく製品のばらつきも大きくなるのか。私の印象では、ブロッキングフィルターが小さいほどコントラストや明るさが増すように感じた。ただ、径6ミリのブロッキングフィルターB600だと、ラント15センチに付けると当然けられる。しかしラント15センチで見るのはプロミネンスの拡大像なので差し支えない。B600とB1200を購入。帰宅して、シーイングは悪いものの、すぐにラント15センチにB600,B1200を付けて太陽をみたところ、案の定、今までB1800で見ていた太陽よりも遙かによく見える。結局3つのブロッキングフィルターB600、B1200、B1800が揃ったわけだが、倍率や撮影条件で使い分けていく予定。同じISO(1600)、同じシャッタースピード(1/250秒)で撮った加工していない画像。構図はばらばらでシーイングも悪いがこれだけ明るさが違うということをわかってもらうには十分。APSサイズだが小さい径のブロッキングフィルターだとケラレもわかる。

ゴーストはあるが、ケラレ、明るさ、コントラストなど雰囲気はわかる。
ISO1600、露出1/250,EOS60Daボディー、ラントLS152Hα、タカハシエクステンダー1.5倍ED使用。B1800の像が一番暗く、コントラスト悪い。ブロッキングフィルターB1800、B1200、B600による。
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B1200-1.jpg
B600-1.jpg

3種類のブロッキングフィルターB1800、B1200、B600の写真。ブロッキングフィルターが眼視での見え方を大きく左右するということがわかった。ただし、写真撮影に関しては露出やISOを変えればさほどその差はもんだいにならないのかも知れない。今後その点についても検討する。
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それはそうと、もうひとつ、非常に気になることがある。
太陽望遠鏡は波長別の太陽光線の透過率を実測した方が良いのではないか。
今日、一日中太陽を太陽望遠鏡で覗いていたわけだが、辺りの景色の色が違って見える様になった。Hαの656ナノmeterの単色光を一日中見ていたわけだから多少違和感が有っても当然と言えるかも知れない。しかしあれだけ製品にばらつきのある(おおざっぱな?アメリカ製の)フィルターのこと。直接肉眼で見て安全なのかという問題だ。紫外線や赤外光は眩しさも感じないし有害かどうかは感覚としてはわからない。したがって太陽望遠鏡を使用する際には、実際に波長別の透過率を実際に測定してから使用するべきかもしれない。万一粗悪品だとしたら、最近のブルーライトが網膜に悪い、とか、赤外光が白内障を誘発する、という日常の光暴露量による光毒性の次元を遙かに超越していると考えられる。なんせあらゆる波長を含む高エネルギーの太陽を直接覗いているのだから・・。

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第56回日本網膜硝子体学会:2017/12/03

今日は第56回日本網膜硝子体学会の最終日。台湾との合同ミーティングに出席してみた。日常会話と比較して学術的な英語はおなじみの単語の繰り返しなので聞き取りやすい。しかもネイティブでないので私のような英会話の出来ないものにとってはなおさらわかりやすい。プログラムをコピペした(だけ)。大野教授のキャノンの新型SS-OCTの超広角画像、立体画像の提示がすばらしかった。すぐにキャノンのブースに行って確認したがまだ厚生労働省の認可が取れていないので一切宣伝も説明も出来ないとのこと。
The 2nd Taiwan - Japan Vitreoretinal Joint Meeting(English Session)2017年12月3日(日)9:00~12:00

OpeningDec 3 (Sun) 9:00~9:10

Yuichiro Ogura(President of JRVS)
Chung-May Yang(President of TRS)
PlenaryDec 3 (Sun) 9:10~10:25

ModeratorsChung-May Yang(National Taiwan Univ.)
Shwu-Jiuan Sheu(National Yang-Ming Univ.)
Yuichiro Ogura(Nagoya-City Univ.)
PL-1 Inner Nuclear Microcysts after Epiretinal Membrane Surgery
SpeakersShih-Jen Chen(Taipei Veterans General Hospital)
PL-2 State-of-the art imaging of pathologic myopia
Kyoko Ohno-Matsui, Kousei Shinohara(Tokyo Med and Dent Univ.)
PL-3 The use of free ILM flaps for macular hole and detachment in high myopia
Chung-May Yang(National Taiwan Univ.)
PL-4 Recently developed techniques in macular surgery
Kazuaki Kadonosono(Yokohama City Univ., SVR)
PL-5 The Association of Early Response to Ranibizumab with 12-month Outcome in
    Diabetic Macular Edema
Shwu-Jiuan Sheu(National Yang-Ming Univ.)
PL-6 OCT angiography in macular edema
Toshinori Murata(Shinshu Univ.)
Rapid FireDec 3 (Sun) 10:25~11:29

ModeratorsShih-Jen Chen(Taipei Veterans General Hospital)
Kazuaki Kadonosono(Yokohama City Univ., SVR)
Masahito Ohji(Shiga Med Univ.)
RF-1 Fovea micro vascular anomalies and retina thickness in retinopathy of prematurity
SpeakersYen-Chin Chen(Changhua Christian Hospital)
RF-2 3D heads-up surgery for macular disease
Takashi Koto(Kyorin Univ.)
RF-3 Fixation behavior in macular dystrophy assessed by microperimetry
Wei-Yu Chiang(Kaohsiung Chang Gung Memorial Hospital)
RF-4 Spontaneous release in epiretinal membrane and its possible pathogenesis
Teruyo Kida(Osaka Medical College)
RF-5 Ocular Manifestations of Human Immunodeficiency Virus Infection at
    ?a Tertiary Referral Center in Taiwan
Chui-Lien Tsen(Kaohsiung Veterans General Hospital)
RF-6 Macular hole retinal detachment: peel or invert?
Takayuki Baba(Chiba Univ.)
RF-7 Systemic Associations with Subretinal Fluid in Diabetic Macular Edema
Meng-Ju Tsai(Taipei Tzu Chi Hospital Buddhist Tzu Chi Medical Foundation)
RF-8 Intraoperative findings of inverted internal limiting membrane flaps
Tadashi Mine,
Hiroshi Enaida(Saga Univ.)
RF-9 Retinal Vessel Calibers, Vascular Endothelial Growth Factor Level,
    ?and Electrophysiology Findings in CRVO
Yu-Chien Chung(Taipei Veterans General Hospital, Suao & Yuanshan Branch)
RF-10 Intraoperative Optical Coherence Tomography for Vitrectomy
Koichi Nishitsuka(Yamagata Univ.)
RF-11 Using Patient-Specific iPSCs as Retinal Drug Screening System:
    Cytoprotective Effect of Curcumin in Best Dystrophy
De-Kuang Hwang(Taipei Veterans General Hospital)
RF-12 Short-term perfluoro-n-octane tamponade for complex retinal detachment
Daishi Tsujioka1), Shunji Kusaka1), Kazuki Kuniyoshi2), Koji Sugioka2,3), Yoshikazu Shimomura2)(1) Kindai Univ., Sakai, 2) Kindai Univ. Faculty of Medicine,
 3) Kindai Univ., Nara)
RF-13 Visual acuity versus retinal microvascular parameters in diabetic macular edema
Yi-Ting Hsieh(National Taiwan Univ. Hospital)
RF-14 The update of macular disease: New insights into Branch Retinal Vein Occlusion
Kotaro Tsuboi(Aichi Med Univ.)
RF-15 Pachychoroidal subtype of PCV is younger, having less AMD-like features in
    fundus, and poorer response to anti- VEGF treatment
Yun-Chia Chang(Shin Kong Wu Ho-Su Memorial Hospital)
RF-16 Prognostic factors of choroidal neovascularization secondary to angioid streaks
Hidetsugu Mori, Kanji Takahashi(Kansai Med Univ.)
Discussion and Closing remarksDec 3 (Sun) 11:29~12:00

Taiji Sakamoto(Director of JRVS)
Chung-May Yang(President of TRS)

太陽は落ち着いているがフルサイズでけられない拡大撮影の組み合わせを調べた。これでニコンD810Aでタイムラプスにてプロミネンスを狙おう。
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第56回日本網膜硝子体学会:2017/12/02

昨日夜から第56回日本網膜硝子体学会に出席している。東京国際フォーラム。
人工網膜についての特別講演、
Artificial Vision: Creating Visual Function in Retinitis Pigmentosa and
Age-Related Macular Degeneration
SpeakersPaulo E. Stanga(Manchester Royal Eye Hospital)
が興味深かったが、ご講演の内容、いまいち効果、成績などハッキリしないところも多いと感じた。で、自分のクリニックの患者さんに勧める事はまだできないなと感じた。しかしお隣の韓国でも数例の臨床実績があるという。日本(人)は慎重なのか・・。
総じて昨年と比較してさして新しいことは無いな、といった感想。
緑内障学会の方が変化が大きいと感じた。
アルコンの27ゲージの照明付きのフレキシブルレーザープローブ、半年前から出る、出るといわれていてやっと実物にお目にかかれた。4万円。リサイト用のディスポのいわゆる(角膜からの距離を変える事による)ズーム式?の前置レンズ。10個入って12万円ぐらい。これ、興味ある。モーニングセミナーでも取り上げられた閾値下ナノレーザー、まだ出ていない。加賀先生の網膜下内視鏡手術のご発表は座長の門之園先生に「内視鏡を使っている人が少ないので経験を共有できないです」、といわれてしまった。まだまだ眼内視鏡はマイナーな分野なのでしょう。内視鏡といえば喜多先生は35億をパロディって「ここ、笑うところです」。目立っていました。「わろてんか」の、のり。内視鏡で有名な先生ですが・・関西ですねぇ。
山田先生はお嬢さんと前回会ったときの私のお勧めでアメリカ日食に行かれたそう。私と日食談義で写真を見せ合いました。日食よりもはしゃいでいる娘さんの写真が多かったような・・。とても仲の良い親娘です。良かったですね。

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